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2024.11.27

「2026卒就活前半戦(2024年【夏】調査)大学生が選んだ就職先人気企業ランキング」を発表しました

〜働き方改革や若手社員の待遇改善を進めた業界トップ企業に人気が集中~

株式会社ダイヤモンド・ヒューマンリソース(本社:東京都文京区、代表取締役社長:筒井智之)は、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「就職先人気企業ランキング調査」を実施しました。当社の調査する「大学生が選んだ就職先人気企業ランキング」は1978年の調査開始以来48年度目を数えます。
改正された「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」(3省合意)により、一定の基準を満たしたインターンシップで得た学生情報を、企業が広報活動や採用選考活動に使用できるようになりました。これを受けて採用早期の主戦場となるインターンシップマーケットは活況を呈しています。売り手市場下で企業と学生の接触時期が早まる中、人気を集めた企業はどこか。今回は就職・採用戦線プレシーズンの2026卒就活前半戦(2024年夏)ランキングをお届けします。

◆調査結果トピックス
続く売り手市場下で、初任給引き上げをはじめ若手社員の処遇改善や人事制度の見直しに取り組む企業が増加しています。文理男女ともに「好業績」、「働きやすさ」、そしてインターンシップ類等で積極的に学生との接点を提供した業界トップ企業に人気が集中する結果となりました。

文系男子ランキング
総合商社がトップ5独占
伊藤忠商事がV6達成

文系男子【2026卒就活前半戦・2024夏調査】

伊藤忠商事が6年連続で1位となったほか、三井物産(2位)、三菱商事(3位)、丸紅(4位)、住友商事(5位)と総合商社がトップ5を独占しました。総合商社は、事業領域の広さや世界を舞台に活躍する商社パーソンのイメージから、文系男子学生の憧れも引き続き根強く、絶対的な人気を誇ってきました。資源バブルは一服したものの、好調な事業投資や円安を背景に、今期も総合商社の業績は高水準で推移しています。
大手金融機関は、長年据え置いていた初任給の大幅な引き上げを発表。3メガバンクの初任給はそろって25万円以上になったほか、基本給を底上げするベースアップなど若手社員の待遇改善が進んでいます。三菱UFJ銀行(6位)、大和証券グループ(7位)、三菱UFJ信託銀行(8位)、日本生命保険(9位)、三井住友海上火災保険(10位)とトップ10に5社ランクインしました。

理系男子ランキング
総合商社、デベロッパーが上位に
伊藤忠商事がV3

理系男子【2026卒就活前半戦・2024夏調査】

伊藤忠商事が3年連続で1位となったほか、丸紅(2位)、住友商事(3位)、三菱商事(4位)、三井物産(5位)と文系男子同様総合商社がトップ5を独占しました。
新型コロナ禍後の出社回帰によるオフィスビル事業、インバウンドの増加を受け、ホテルや商業施設なども堅調で好業績を維持する不動産デベロッパーは、森ビル(6位)、三井不動産(9位)と2社がトップ10に入りました。デベロッパー各社はDX(デジタルトランスフォーメーション)を経営戦略の要に位置付け、新たなデジタル技術やデータを活用したサービスの変革を進めていることも学生に浸透しつつあり、建築系や都市工学専攻学生に限らず理系学生の人気を集めています。
デジタル投資の拡大を背景に業績が好調なIT・情報系大手も引き続き学生の人気が高く、Sky(7位)、野村総合研究所(10位)とトップ10に2社入りました。
このほかトップ10には、コンサルティング大手のアビームコンサルティング(8位)が入りました。

文系女子ランキング
女性活躍推進積極企業が人気に
伊藤忠商事が3年連続1位

文系女子【2026卒就活前半戦・2024夏調査】

伊藤忠商事が3年連続1位、文・理系男子、文系女子の3冠を達成したほか、丸紅(2位)、三井物産(3位)、住友商事(4位)、三菱商事(5位)と、総合商社が文系女子でもトップ5を独占し、人気の高さが際立っています。
文系女子は女性が安心して長く働ける制度や環境が整っていることや、実際に活用できるのかを重視する傾向があります。大手金融機関は伝統的に女性の採用数が多く、ライフステージの変化に応じて仕事と私生活を両立させやすい制度や、制度を活用しながらキャリアを形成して活躍するロールモデルも豊富です。7位の三菱UFJ銀行をはじめ、大和証券グループ(8位)、三井住友海上火災保険(9位)、三菱UFJ信託銀行(10位)とトップ10に4社入りました。
このほか、不動産デベロッパーは森ビル(6位)がトップ10にランクインしました。

理系女子ランキング
商社・不動産が上位に
丸紅が初の1位

理系女子【2026卒就活前半戦・2024夏調査】

初の1位となった丸紅をはじめ、伊藤忠商事(3位)、住友商事(4位)と総合商社が3社トップ10に名を連ねました。デベロッパー人気も顕著で、2位の森ビルをはじめ、三菱地所(5位)、NTT都市開発(6位)、三井不動産(7位)、東急不動産(8位)とトップ10に5社入りました。このほか女性活躍推進に四半世紀以上の歴史を持ち課長層で36%、部長層で27%の女性管理職比率を誇るベネッセコーポレーション(9位)、アビームコンサルティング(10位)がトップ10入りしています。

●プレスリリースの詳細はこちらをご覧ください

【お問い合わせ先】
https://www.diamondhr.co.jp/contact/

【調査概要】
2026卒就活前半戦(2024年【夏】調査)
大学生が選んだ就職先人気企業ランキング
◆調査対象:
ダイヤモンド就活ナビ2026に会員登録している、就職活動中の大学3年生と大学院1年生。
文系:国公立大学89大学 私立大学24大学とその大学院生
理系:国公立大学92大学 私立大学20大学とその大学院生
◆有効回答:3,773名
◆調査期間:2024年5月16日~9月26日
◆調査方法:メールと手渡しによるアンケート方式
回答方法はインターネット、イベントでの回収を併用
就職希望企業先を志望順に8社まで記入
1位企業=5ポイント、2位企業=4ポイント、3位企業=3ポイント、4位企業=2ポイント、
5位以下は1ポイントで加重集計し、ポイントの多い順にランキングを作成。

●過去の公表順位はこちらからダウンロードいただけます